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zoom RSS 「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」は「とりあえず」見送りへ

<<   作成日時 : 2007/01/16 22:51   >>

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「残業代ゼロ制度」と揶揄された「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」。

今国会で、この制度を取り入れることを含めた労働基準法改正案の提出が見送られることになりました。

現在の労働基準法は、「管理監督者」以外は労働時間の規制があります。
いわゆる、1日8時間、週40時間労働というもの。

今回の法改正で論議される予定だった「ホワイトカラー・エグゼンプション」とは、

「一定条件を満たす会社員を労働時間規制から外すことを目的とした制度で、残業の概念をなくし、自由な働き方を認める一方で、どれだけ働いても残業代は一切支払われない」

ということで、「一定の年収を得ているもの」という条件はつきますが、ホワイトカラーにも労働時間の制限をなくそうということを目的としたものでした。

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ここまでが事実ですが、ここからは、私の主観を。

1 長時間労働、過重労働が常態化している現状を、政府は理解しているのだろうか?
 労働者の3人に1人が月80時間以上の残業をしているともいわれており、
 ここ数年は、過労死や過労自殺の労災申請が毎年増えています。

 また、サービス残業となっている会社も多いですね。

 こういった実態を把握した上での導入なのでしょうか?

 長時間労働を政府のお墨付きとでもしたいのでしょうか?

 ちなみに、企業の天敵(?)ともいえる労働基準監督署の反発も強いようです。
 
 選挙で企業の組織票を取りたいだけにも見えてしまいます。
 
2 政府の主張する「自由な働き方」とは何なのか?
 チームで仕事をすることが多い、日本のやり方にあっているのだろうか?
 実態を把握しているかどうか疑わしいです。

 裁量労働制というのが、労働基準法で制定されていますが、導入率が低いです。
 こちらから手をつけるということも考えていいのではないでしょうか。

3 わかりやすい言葉で説明すべき。
 不利益を与えかねない制度はつねに横文字。これ、何とかならないのかな。
 
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 個人的には、実態把握をしたうえで導入を検討しているとは思えない現状である以上、
 この制度の導入には反対です。

ですが、今回の見送りで明確になったこともあります。

1 安倍内閣の寿命が延びた。

  改正案が成立すれば、世間猛反発。
  参議院選挙で与党大敗→内閣崩壊  このシナリオが崩れた。
  しかし、選挙後にはもう一度導入を検討するだろう。
  その根拠は「2」で。

2 政府は国民ではなく、企業に目を向けた政治をしている。

  日本経団連など財界の要望を背景にして導入を検討している。
  現状で導入すれば、どうなるかということは普通に考えればわかるだろう。

  何を政府は大切にしているかということが。

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とりあえず、政府には現状の正しい把握をしてもらいたいものです。

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