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zoom RSS 従業員と会社 双方の立場で考え、企業の体質も考える。

<<   作成日時 : 2005/04/27 23:50   >>

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JRの事故から3日。徐々にいろんなことが明らかになってきたのだが、30秒の遅れで報告義務があり、始末書対象となっていたらしい。

運転士側は、前の駅でのオーバーランもあったのだろう、そういったものから出来る限り逃れたいという気持ちで飛ばしにかかったのではないだろうか。

ミスをしたことはいけない。でも、その心理はわかる。自分のミスだから取り返したいという気持ちは。

会社側はいろんなことをいっているが、根本の問題はまず乗務員のミスで遅れるということは避けたいということ。

予定通り走れなければ、客からクレームは来るし、信頼の問題になる。
それを避けるために、従業員に対して厳しい教育となる。これも会社側の立場から見れば仕方ないこと。

でも、事故を起こしてしまったらどうしようもない。

乗り始めて11ヶ月で快速電車に乗れるってのが信じられないんだけどね。

今回の事故原因は30%のスピードオーバーだけではなく、複合的なものといわれている。正式なものはわからないが、これは素人がとやかく言う問題ではないので、書かない。

いえることは、まず事故のないように走れということだけ。あってからでは遅い。

でも、安全を無視してスピードに走ったといわれているJR西日本の企業体質を見ると、三○ふそうトラック・バスのリコール問題と根本は同じではないだろうか。

結局、危険性があることを指摘せず、隠蔽した状態で進み、後になってから大惨事。

あのトラックも設計ミスだったのだが、はじめは整備会社のミスと言い張っていたことは記憶に新しい。

今回も電車のスピードの問題や安全教育にはほとんど触れず、線路上の置石の可能性(完全には否定できないが)を真っ先に指摘し、さらにはオーバーランの報告を誤魔化していたなど、トップの言い訳、責任転嫁が多く、内部が隠蔽体質となっていたことも同じ。

設備については、路線における速度超過の非常停止装置設置率がJR東海の90%以上に対して、JR西日本はなんと6%台(60%とちゃうよ)という記事が今朝の日経に出ていた。

非常停止装置があればいいというわけではないのだが、企業がコストをかける場所が違う。
ヒトと安全にコストをかけてなんぼ。

安全無視の企業体質といわれても否定はできない。
結局、危険性がないという前提でやっているからこうなるんだろう。

やはり、どこにゼニをかけるかってのが企業には問われているんだろうね。

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